スピリチュアルとは?プロローグ

 

月曜日から金曜日までしっかりと会社で働いて月1回給料を貰う。休日は自分の趣味を楽しみ、給料の一部は貯金して老後に備える・・・

 

こんな生活に疑問を感じ始めたのはいつの頃だったか。

 

少なくともこんな生活を送る中では、目に見えるものが自分の世界の全てでした。それでなんの疑問を持つこともありませんでした。

 

そりゃ、今日はついてないな・・と感じる日もあります。今日はなぜか気分がいいな、という日もあります。でもそのことに「なぜ?」という疑問を感じることなど全くありませんでした。

 

おそらく、今この日本社会を生きる多くの人にとっても同様でしょう。もしかしたら、あなたは忙しすぎてそんなことを考える暇すらないかもしれませんが。

 

とにもかくにも私は、会社員であることを辞めました。簡単な決断ではありませんでした。当然です。15年以上培ってきた当たり前の日常を放棄したのですから。

 

しかし、その結果私が得たものは、あまりにも大きく、そしてあまりにも衝撃的な気づきでした。

 

ここからあなたお贈りするあるお話。第一から第五の5つの気づきにまつわる嘘偽りのない私のお話です。もしかしたらちょっと信じられないかもしれませんし、理解できないかもしれません。「フンッ」って鼻で笑うかもしれません。

 

ただ、もしあなたがこのお話を信じ理解したのならば、これまでのあなたの人生で最大の気づきになるでしょう。ここから先はしっかりと心の準備をしてお読みください。それではどうぞ。

 

 

私がスピリチュアルに目覚めた経緯

 

「今までお世話になりました。ありがとうございました。」

 

社長室・・などというものは設けられていない、事務所窓側の巨大なデスクの前。直立不動の姿勢のまま深々と一礼をし、事務所を立ち去る私。

 

一会社員が退職する、今時どこの会社でもみられる風景です。珍しくもなんともないでしょうね。

 

私自身、この会社で4度目の退職。もう慣れたものです。円満退職のコツは、引き継ぎをしっかりと済ませておくこと、書類を整えること・・・などとちょっとした退職のアドバイスも出来るほど慣れてしまいました。別に自慢するようなことではありませんが。

 

「もし年末ジャンボ宝くじで10億円当選したら、今の会社を辞めますか?」

 

ある統計によると、この質問に対し9割以上の会社員がYESと答えたそうです。

 

今このブログを読んでいるあなたも、もしかしたらその中の1人かもしれませんね。

 

それだけ多くの会社員の方々が、今自分が所属している会社に対して不満を抱えている・・・なのになぜ退職しないのだろう?

 

答えはわかりきっていますよね。生活をしていかなくてはならないから。

 

つまり、会社のために働いて給料を貰って、その給料で生活をする。だから会社を退職するわけにはいかない。

 

その生活になんの疑問を挟む余地もない。当たり前じゃないか!

 

でも、私はある時気付いてしまったのです。これって当たり前のことなんかではない。それどころかあまりにも不自然であまりにも表面的であまりにもひどい束縛だってことに。

 

第一の気づき

 

私は既婚者です。既婚者の宿命ともいうべきか、自分が貰った給料なのにもかかわらず、その給料の大半は自分の自由に使うことができない。夫婦で管理する銀行口座へと吸い込まれていくのみ。

 

「働けど働けど我が暮らし楽にならざる、ぢっと手を見る・・・」

 

石川啄木ではありませんが、いくら一生懸命働いても働き甲斐がない。自分の夢が叶うような気配すら感じられない。

 

「俺、なんで働いてるんだろう・・・?」

 

思えばこれが、後の大いなる気づきへと繋がる第一の気づきでした。

 

第二の気づき

 

私の趣味は登山です。いや、趣味というにはあまりにも情熱的、あまりにも本格的、あまりにも本気な私の登山活動。

 

山頂目指して獣道をひたすら歩く登山はもちろんのこと、時には垂直の岩壁にへばりついて頂上を目指すこともあれば、完全に凍りついた滝を登ることもある。

 

プロ登山家の領域へと足を踏み入れようとしている段階と言っていいでしょう。登山技術の面ではまあまあ高度な技術を持っていると自負しています。とは言ってもプロとして登山で稼ぐなど夢のまた夢。そもそもどうやったらいいのか皆目見当もつかない。

 

「登山で稼ぐことができればどれだけ素晴らしいことだろう・・」

 

それはまさに私の夢。生涯をかけて叶えたい私の大いなる夢です。そんな夢物語を頭に思い浮かべてため息をついていました。

 

そんなある日、紀伊国屋書店でブラブラと時間を潰していると、一際光り輝く1冊の本が私の目に入ったのです。いや、実際に光っているわけではありませんが、なぜか私にはあまりにも特別な本に見えたのです。

 

「クビでも年収1億円」

 

なんだこりゃ・・・クビ?年収1億円?

 

クビと年収1億円というワードが、私の頭の中で全く融合しない。著者は小玉歩氏という。その場でサッと本を手に取り、サーっとページをめくって内容を確認。どうやらお金を稼ぎだすための指南書のような本らしいが、それよりも私の目を引いたのが、著者である小玉歩氏のプロフィールでした。

 

なんと本業の傍ら副業を行ない、それが会社にバレてクビになったという。その副業で稼ぎ出した金額が1億円だというのです。

 

1億円!!!宝くじ以外で億という金額を稼ぐ道があったのか!!しかも副業!?会社員の給料の一体何倍なんだっ!

 

その場でその本の全体をサーっと読み、小玉歩氏がインターネットビジネスで1億円もの金を稼いだという大まかな内容をつかむことができました。

 

給料などなくても生活する道がある。これが後の大いなる気づきへと繋がる第二の気づきでした。

 

第三の気づき

 

インターネットビジネスといってもその種類はさまざま。物販、転売、ブログ集客、アフィリエイト、FX・・・

 

どれも私に合ってるとは思えず、所詮ネットで稼ぐなど別世界の話か・・・と諦めかけた時、ふと強烈に私の心を捉えた文言があったのです。

 

「あなたの趣味を生かして稼ぐことができます!」

 

それは、自分の趣味に関する自分のサイトを立ち上げてブログ記事を作成しファンを増やしていく、どうやらそんな内容のビジネスのようでした。この文言が私の直感をフル回転させたのです。その結果、こんな気づきを得ることができました。

 

「これって登山で稼ぐということにつながるのでは?」

 

そう!これが後の大いなる気づきへと繋がる第三の気づきでした。

 

第四の気づき

 

登山ブログを立ち上げてファンを作り収益を上げていく。その収益構造すらしっかりと理解しないまま、とにかく登山サイトを立ち上げるという行動を起こした私。思いついたら考えるよりもまず行動しないと気が済まない性格のため、サイトを立ち上げて、ブログ記事を積み重ねていくことになんの迷いもありませんでした。

 

もともと文章作成が得意な私なので、短期間の間に記事は積み重なっていき、あっという間に100記事達成。達成感もひとしおでした。

 

ただ・・・そこで大問題が発生したのです!収益がない!!

 

そもそもブログ記事を積み重ねる目的はなんなのか?わかりきっています。収益を上げるためです。その目的を完全に見失い、ブログ記事を積み重ねることが目的となってしまったのです。「手段と目的を履き違える」なんて言い方をしますよね。

 

登山ブログで収益を上げることは可能、いや少なくともなんらかの収益を上げるための強力な武器にすることができるのは間違いない。

 

もし、私が積み重ねたブログを読んで、登山したいという人が現れたら・・・そんな人を登山に連れていくことができたら・・・そんな気づきから生まれたのが「登山ガイド」でした。

 

そう!これが第四の気づきです。

 

 

私史上最大!第五の気づき

 

あなたは情熱を燃やして取り組むなにか、つまり趣味はありますか?

 

もしあるならば、あなたがそれになぜ情熱を燃やすのか説明することはできますか?

 

先ほども言ったように、私の趣味は登山です。登山に夢中になった経緯は説明できますが、なぜ自分がこれほどまでに山に魅せられるのか・・・わかりません。

 

小学生の時に富士山に登頂下から?

達成感を味わいたいから?

高いところが好きだから?

 

どれも間違ってはいないと思いますが、まるで上辺だけをそっと撫でたようで、根本的な答えになっているとはとても思えない・・・

 

 

登山ガイドとは、顧客を引き連れて山に登り、下山するまでをガイドする仕事。誰でも理解できるシンプルな仕事です。

 

登山ガイドで最も重要なことは、ガイドする顧客の感情を動かすこと。登山口から登り始めてワクワクさせ、登頂まで導いて達成感を演出し、下山完了までしっかりと楽しませる。

 

私の登山ガイドで、顧客を登山に夢中にさせることができれば大成功です。それこそ登山ガイドの最大の仕事と言えるでしょう。

 

しかし、肝心の私自身がなぜ登山好きなのかがわからない・・・どう考えても論理的に説明できない。

 

確かに山に登ると、なにか得体の知れないエネルギーを大いに浴びることができ、精神的に満たされます。どれだけ仕事で精神的に追い込まれてもひとたび山に登れば全てがリセットされる。でも、それを言葉で説明がどうしてもできない。

 

考えに考えてようやくたどり着いたヒントとなる言葉、それが「スピリチュアル」でした。

 

スピリチュアル、この言葉の響きに怪しさを覚える人は決して少なくありません。

 

なぜか?目に見えないし、目で確認できないからです。

 

かつて日本で発生したスピリチュアル、というよりも宗教をめぐる事件が、日本人のスピリチュアルアレルギーに拍車をかけました。

 

そんなことは私もよくわかっています。いくら登山ガイドという目には見えないサービスを提供しているとはいえ、スピリチュアルに興味を持つことなどあり得ない!そう思っていました。

 

そこで敢えて私はスピリチュアルというものの正体を知ろうと、龍輝学園の門を叩き、登山というものをスピリチュアルで説明することへの挑戦を試みたのです。

 

私がスピリチュアルにのめり込むなどあり得ない!あくまでも知識を身につける目的だ!と自分に言い聞かせて。

 

しかし、その第1回目の講義で、私がこの世に生を受けて40年間ずっと感じていた・・まるで掴めそうで掴めない雲のようなふんわりとした疑問が全て解消されたのです。いや、ストンと腑に落ちたというべきでしょう。

 

その中には当然、私自身がなぜ登山に夢中なのかという疑問の解消も含まれていたのです。

 

人の感情、直感、宇宙、地球、ポジティブ、ネガティブ・・・

 

中にはスピリチュアルアレルギーを持つ人が、胡散臭さを感じるような文言もありましたが、それらも全て見事に私の中に腑に落ちたのです。

 

自分がなぜ登山に夢中なのか。それが見事に解明されたのです。これこそが私史上最大の気づき、第五の気づきでした。

 

最後に

 

「人の顕在意識は全体の10%であり、残りの90%は全て自分では気づけない潜在意識である」

 

龍輝学園で学んだこの言葉に照らし合わせると、私が40年間ずっと全てだと信じてきた学生生活や社会人生活が、実はたったの10%の顕在意識の中での出来事だった。

 

そう考えると、あまりにも衝撃的な事実です。

 

幸いにも私は自分自身で第一から第四の気づきを得ることができ、そのおかげで第五の気づきにまでたどり着くことができました。第五の気づきを得ることによって、私は90%を占める潜在意識の中を垣間見ることができたと言っていいでしょう。

 

そして第五の気づきを与えてくれた龍輝学園のたった3時間の講義は、40年もの私の人生の中でも1、2を争うくらいのものすごい衝撃でした。

 

しかも、これが全24回続く講義の第1回目だという・・・24回の講義を終えたら私は一体どうなってしまうのか!もはや想像すらできません。

 

今私は登山ガイドとして活動しています。まだまだ顧客は少ないのですが、龍輝学園での講義は、私の登山ガイドという活動にとんでもない可能性を与えてくれました。24回もの講義を終えた頃、私は日本一のスピリチュアル登山ガイドとして大活躍しているはずです。

 

私にとってこれほどワクワクすることはありません。私の夢そのものなのですから。

 

このブログを読んでいるあなた。あなたは一生をたった10%の顕在意識の中で一生を終えますか?それとも90%を占める潜在意識を垣間見て、あなた自身の可能性を試してみますか?