スピリチュアル系・・・その言葉を聞いて、何とも言えない怪しさを感じるのは絶対に私だけではないはず!

もちろん、普段の生活にはスピリチュアルを感じさせるものはたくさんあります。

例えば、神社やお寺です。日本全国にいくつもの神社があるし、お寺もある。山に登ればその多くの山頂には小さな祠やお地蔵様が祀られてある。

私だってお正月には初詣に行って、おみくじを引いて、おみくじの結果に一喜一憂する。大吉が出ればその日は何となく気分がいいし、凶が出ればもう一度引きたくなってしまう 笑

それに我が家は代々浄土真宗を信仰してきた家柄であり、法事ではお寺の住職がお経を読みに来てくれる。

ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」は、日本古来から伝わる「八百万の神」を題材にした作品でした。数あるジブリ映画の中でも人気のある作品だそうですが、私も大好きです。

宗教や宗派などはともかく、私だって「科学で証明されていないものなど一切信用しない!!」などと言うつもりはありません。

漠然と、この世のもの全ての現象が科学で証明されるものではない!とくらいは思っています。

・・・でも、そんな日本人の美しい信仰心を踏みにじるような事件が多発しましたよね。その際たるものが、あのオウム真理教にまつわる数々の事件です。

多くの死傷者を出したあの事件は、日本全体にスピリチュアル的なものへのアレルギーを存分に植え付けたように思います。

他にも、幸運を呼び込むと称して高価な壺を売りつけたり、来世での幸せを約束すると称してお布施という名のカツアゲをしてみたり、宇宙のエネルギーで難病を治すと称して超高額な治療費を請求したり・・・

事例を挙げるとキリがありません。

宗教心が生み出す凄まじきパワー

日本人に限らず、宗教心というのはものすごいパワーを発揮します。日本人にはあまりいませんが、世界に目を向けるとイスラム教信者やキリスト教信者の数は群を抜いています。

特に、イスラム教信者はその教えを極めて厳格に守ります。1日3回(だったと思いますが)のメッカへ向けてのお祈りは何があろうとも絶対に行います。また、口にするものについても極めて厳格で、口にすることを禁じられた食材を使った料理は何があろうとも絶対に食べません。

キリスト教信者はそこまで厳格ではありませんが、毎週日曜日の礼拝を欠かさない人は多くいますし、「神に対して顔向けできない」行為は厳に慎みます。

もちろん日本人にも宗教心はあります。よく「自分は無神論者だ」という人がいますが、とんでもない話です。おそらくそういう人は、仏教徒でもイスラム教徒でもキリスト教徒でもない、ということを言いたいのでしょうが、日本人で無神論者なんて人はほとんどいないと思います。

なぜなら日本には、古来より伝わる神道というものがあります。神道とはある種宗教であると同時に、日本人の道徳心や生活習慣、そして理念そのものです。

自分の周りにある山や川、土、空気、石、動物、植物・・・ありとあらゆるものには神が宿り、常にそれらを敬う気持ちを持ち続けるべき。日本人はそんな尊い教えを数千年もの間後世に伝え続け、今の日本人の信仰心につながっているのです。

「そんなことしたらバチが当たるよ!!」

あなたは幼い頃に祖父母からそんなフレーズのお説教を受けたことはありませんか?

バチとは罰の意味。つまり、悪いことをすると、天の神様からの罰を食らってしまうよ!ということなのです。

姿形こそ見えずとも、常に自分の上の存在である得体の知れないものに畏敬の念を覚え、それがあなたの行動を律する動機となっていったのです。

このあまりにも美しく尊い宗教心を逆手にとって、俗なる商売へと貶めたのがスピリチュアル系と言われる商売なのです。

スピリチュアルとは人の心に付け入る商売

では、世にはびこるスピリチュアル系とは一体何なのか?思いつく限り列挙してみますと・・・・

・手相
・オーラ鑑定
・星占い
・前世占い
・ヒーリング
・カラーセラピー
・ソウルカラーセラピー
などなど

手を替え品を替えよくもまあこれだけ考え出すものだと感心すらします。目に見えない形も無いサービスなのをいいことに、自分に自信が持てない不安だらけの方々をおびき寄せて、いたずらに不安を煽ってお金をむしり取る・・・

そうです!日本人の多くは自分に自信が持てず、毎日不安だらけの中を生きています。そんな方々が最後に頼らざるを得ない場所が、これらのスピリチュアルなサービスなのです。

いやいや、スキマ産業とはよく言ったもの!本来、大手が参入しないニッチな事業領域のことを指しますが、これぞまさにスキマ産業ではないでしょうか?

もちろん中には、これらのスピリチュアルサービスで心理的に救われる人もいることは承知しています。もし精神的に追いやられた人が、これらのサービスで精神的ストレスから解放されるのであれば、それはそれで存在価値はあるのかも知れません。

しかし、私はその状況こそ極めて危険な状況ではないのかと危惧しているのです。スピリチュアルなサービスによって精神的に救われた人は、もはやそのサービスへの依存体質になってしまうのではないか、と。

数年前に発生したある事件がありました。ある女性漫才師の1人が自称霊能者によって洗脳されたとして、当時大きな話題となりました。女性漫才師は全国区の人気者で、テレビで見ない日はないというくらい当時頻繁にテレビで見かけました。

ところがその事件以降、彼女をテレビで見かけることはほとんどなくなったのです。せいぜいワイドショーのネタで見るくらい。

その後彼女はマインドコントロールされた状態で保護され、精神科医のもとで復帰に向けての治療がなされたということです。しかし、現在に至るまで彼女をテレビで見かけません。

その事件をきっかけに、私はある1つの教訓を得ることになったのです。それがこれです。

「スピリチュアルとは人の心に付け入る商売である」

決して揺らぐことのない事実として、この言葉が私の脳裏にしっかりと刻み込まれたのでした。

スピリチュアルと正しく付き合う?

「私はスピリチュエアル系のものに騙されるほど愚かではない!!」

おそらく日本人の多くがこのように思っていることでしょう。

もちろん、占いをちょっと気にする程度ならば、誰にでもあることです。例えば、朝の情報番組で自分の誕生月の運勢をチラッと見て、運勢が良ければちょっと気分を良くし、悪ければ一切無視。

これがスピリチュアルなものとの最も正しい付き合い方だ。どれだけ仕事や家庭で思い悩むことがあったとしても、お金を出してスピリチュアルなサービスに助けを求めるなんてことは絶対にあり得ない!なにがあろうとも全て自分の力で解決してみせる!

いかがですか?このブログを読んでくださっているあなたも、きっと似たような考えをお持ちなのではないでしょうか?

当然私もそんな考え方の持ち主でした。ある講座を受ける前までは・・・

スピリチュアル系への疑念が徹底的に破壊された

あることをきっかけに、龍輝学園の講座を受けることになった私。もちろん、スピリチュアル系に対してアレルギーすら持っていた私ですので、逆立ちしたってこんな講座を受けることなどあり得ないと思っていました。

・・・仕方がなかったのです。仕事上の付き合いやプライベートな事情で、どうしても受けざるを得なかったのです。個人的なことなので詳しくは話しませんが。

もちろん講座を受けるからと言って、占い師を目指すわけでもない。目的はスピリチュアルの世界をほんの少しでも垣間見ること、それ以外になんの興味もありません。

なんなら講座の中で、スピリチュアル世界と現実世界との矛盾点を指摘して困らせてやろうとすら思っていました。

「なにがスピリチュアルだ!馬鹿馬鹿しい!」

少々乱暴な言葉遣いですが、当時の私の心境に最も近い言葉です。

さて、そんな私がいざ講座受講に挑んで、果たしてどうだったか?

もし、私のスピリチュアル系に対する考え方が、講座受講前と同じだったのならば、こんなにも長々と感想を書くことはなかった。

「ほーら、やっぱり!!まったくの時間の無駄だった!」

この一言で事は済んでいたはずです。

実際、龍輝学園の講座は、かつての私のスピリチュアル系に対する考え方を見事なまでに破壊し尽くしたと言ってもいいでしょう。

中でも本当に衝撃だったのは、スピリチュアルな考え方が全くの絵空事などではなく、脳科学的に説明が可能ということでした。

脳科学を突き詰めると、スピリチュアルに行き着くのでは!そんな風にすら感じることができたのです。

とはいえまだ、全24回の講座の第1回目。ここでの講座はほんの序章に過ぎないのでしょう。たった1回の講座で、私のスピリチュアル系に対する考え方が180度変わった!あと23回の講座では一体どれほどの衝撃が待ち構えているのか?もはや想像すらできません。

日本人であることを取り戻す

私にとって衝撃の連続だった今回の講座の中で、たった1つ気づいたことがあります。それは、日本古来から伝わる神道の理念や考え方が、龍輝学園で学ぶ講座と根底でつながっているのではないか、ということです。

もちろん、たった1回の講座で何もかもを悟った気になっているわけではありません。これはいわゆる私の「直感」です。

以後、講座受講を重ねていき、私の「直感」が「確信」に変わったとするならば、私たちのご先祖様は、神道の理念や考え方に基づいた生活で、自然とスピリチュアルを身につけていたことになるのではないでしょうか?

現在、スピリチュアル系に対する疑念を持っている人たちの全てが完全に忘れてしまった、日本人が決して忘れてはならない当たり前の感覚を、龍輝学園での講座で取り戻すことができる!間違いありません。

私はこの講座を残り23回を受講するつもりでいます。とは言っても、今のところ別に占い師になるつもりはありませんし、スピリチュアルな知識を使って商売しようというつもりもありません。

行き過ぎた文明の中で失ってしまった日本古来の考え方や感覚を取り戻す、そしてその考え方を後の世に伝える。

心に病を抱えた方々や自分自身を失ってしまった方々が、信じられないほど多くいる今の世の中、龍輝学園の講座こそがそれを可能にすると思うのです。

もし、私のこの感想で1人でも多くの方が龍輝学園の講座を受けて、日本人であることを取り戻していただければこれほど嬉しいことはありません。